Lily magnoliaの花言葉

私の言葉を私の時間で

2018.3.30 No.22 サクラサク

桜の季節は苦手だ

 

人が桜の下に集い

それぞれが桜に何かを重ねる春のはずなのに

喜びが溢れる桜の下は

ハラハラ舞い散る花びらが触れるたび

どこかがそわそわと落ち着かない

 

 

薄ピンクの桜色が

冷たい

 

あの時

桜の花びらの数だけ 流した涙が

今年もまた散っていくようで

花びらが舞うのを見るたび

わたしの心がちくっと痛む

花びらは風に舞い上がり

決してこの手には掴めないと

知ってしまったあの時から

桜が咲くたび

わたしの心がほんとは泣いている

 

 

 

2018.3.18 No.21 大きな力に身をまかせ

悲しみは消えない

悲しみは消さない

 

悲しい思いは

頭の隅の後ろの方で

ずっと  きりきり傷んでて

体の細胞一つ一つに

ゆっくり  じわじわ挟んでいく

 

忘れなさい

乗り越えなさい

そんな言葉で慰められるたび

誰にも言えない違和感を感じて

 

消えないものを忘れなさい

消せないものを乗り越えなさい

わたしには難しい

 

 

 

ただ

いつまでも 悲しむことも出来はしない

それほどわたしは強くなれない

そんなにわたしは弱くない

 

ただ

悲しみから目をそらすのではなく

悲しみから気をそらす

きっかけはなんでもいい

 

忘れなくても

消えなくても

 

悲しみもわたし

いつか違う何かに癒されると信じてる

 

 

 

2018.3.15 No.20 父がくれたもの

目の前にある大きな背中は

いつも大きくある

誰のためにも

何のためにも

 

目の前にある優しい背中は

いつも優しくある

どんな時も

どこに居ても

 

目の前にある大きな背中は

「愛情」を見せてくれた

目の前にある優しい背中は

「覚悟」を教えてくれた

 

大きくて優しい背中は  いつまでも いつまでも

 

 

2018.3.14 No.19 晴れた空

あたまのてっぺん 髪の毛を一本

青く広い大空へ

つーっと引っ張り上げてみる

 

過去のわたしと

今のわたしが見えてくると

 

たまの息抜き

つねの息継ぎ

 

ひと休みしたら

よし!  やってみよう

2018.3.14 No.18 愛していたい

何度も、同じモノが欲しくなる

 

幾度も、同じ失敗をする

 

繰り返し、同じ場所へ行く

 

何回も、違う朝になる

 

何度も、幾度も、繰り返し、何回も、、、

 

なのに   人は   愛することは諦める

 

何度も、幾度も、繰り返し、何回も  愛していたいのに

 

諦めては  また繰り返す

同じ何かを  繰り返す

いつかを信じて繰り返す

 

 

 

2018.3.13 No.17 ラブレター

過去から届く答えと

未来へ繋ぐ手掛かりは

今の中に必ずあります

 

ひとりで不安を感じ  迷った時

あなただけに響いた言葉を思い出してください

あなたにだけ届くものを信じてください

見えなくても

わたしはあなたのそばにいます

2018.3.12 No.16 待つということ

待って

待ち遠しくて

待ち構えて

待ち伏せ

待ち望んで

待ちぼうけ

 

待ち焦がれて

待ち侘びて

待ち兼ねて

待ち切れなくて

待ちくたびれて

待ち倦んで

待ちぼうけ

 

待つことができない

臆病なわたし